今年からできる限り

インプット=アウトプットにしていこうというこの取り組み

さっそくいってみよう!

 


生薬類似薬の違い〜補陽薬〜


 

<分類>

温腎壮陽薬・・・壮陽作用を有する薬物。

温腎強健筋骨薬・・・筋・骨・腱などを強健にする薬物。

温腎暖脾止瀉薬・・・脾腎両虚証による下痢や尿失禁・帯下などによく使用される。

温腎納気薬・・・腎の納気作用を高める薬物。慢性の咳嗽や呼吸困難などに使用される。

陰陽兼補薬・・・腎陽とともに腎陰精血をも補う薬物。

 

 

<温腎壮陽薬>

<鹿茸> −甘鹹・温・肝腎−
  • 腎陽不足、精血虚損治療の重要薬

温腎壮陽・・・腎の陽気を温め補い、元陽を盛んにし、優れた壮陽作用を有する。

補益精血・・・腎陽を温補すると同時に精血を滋養する。

補腎・強健筋骨・・・腎気を補い筋骨を強健にする。

※生気を補い祛邪力を増強し、皮膚化膿症の治療を促進する。

※煎薬では使用せず粉末を服用する。

 

 

<鹿角> −鹹・温・肝腎−
  • 鹿茸の代用品。
  • 活血消腫作用を有する。

温補腎陽・・・腎陽を温補するが、精血滋養作用は弱く、鹿茸より薬力は弱い。

活血消腫・・・活血消腫作用があり、皮膚化膿症・乳腺炎・瘀血腰痛などに使用される。

 

 

<鹿角膠> −鹹・温・肝腎−
  • 鹿茸と同様の作用。
  • 鹿茸より薬力は弱いが、止血作用を有する。

温補腎陽・補益精血・・・肝腎を補い、精血を滋養する。薬力は鹿角より優れるが、鹿茸より劣る。

補血止血・・・止血作用があり、虚寒性の吐血・不性器出血・血尿に使用される。

 

 

<巴戟天> −辛甘・温・腎−
  • 祛風寒湿作用を兼ねる温腎壮陽薬

温腎壮陽・・・よく腎陽を補い先天の気を盛んにする。さらに壮陽作用を有し、精血を補う。潤性であり乾燥させず傷陰の弊害が少ない。

強健筋骨・祛風湿・・・腎陽を補いながら筋骨を強健にし、風湿を除き痺痛を止める。

 

 

<肉蓯蓉> −甘・温・腎大腸−
  • 潤腸便通作用を有する温腎壮陽薬。
  • 巴戟天に比べ、潤性が強く温和である。

温腎壮陽・・・よく腎陽を補い先天の気を盛んにする。さらに壮陽作用を有し、精血を補う。潤性であり乾燥させず傷陰の弊害が少ない。

潤腸通便・・・腸を潤し通便する。腸燥の便秘、特に老人の腎陽虚証や精血不足の便秘に多用される。

 

 

<淫羊霍> −辛甘・温・肝腎−
  • 壮陽作用に優れる

温腎壮陽・・・温性が強く、よく腎陽を補い命門の火を温め、壮陽作用を有する。

強健筋骨・祛風湿・・・腎とともに肝をも補い筋骨を強健にし、温性と燥性が強く、陽気を温め通じて風湿寒の邪をよく除く。

 

 

 

<温腎強健筋骨薬>

<杜仲> −甘微辛・温・肝腎−
  • 続断に比べ補肝腎力が強い

補肝腎・強健筋骨・・・よく肝腎を補うことで筋骨を強健にする。補腎力が強く腎虚の腰痛・筋無力に多用される。

補腎安胎・・・肝腎を補うことで妊娠をよく継続させる。

 

 

<続断> −苦甘辛・微温・肝腎−
  • 補肝腎とともに筋骨を強健にし、消腫止痛する。
  • 外傷治療の常用薬。
  • 杜仲に比べ強健筋骨に優れる。

補肝腎・強健筋骨・活絡止痛・・・肝腎を補い筋骨を強健にする。さらに血を巡らせ、筋や骨の癒合を促進し強固にする。また外傷性腫脹を軽減し止痛する。

補腎止血安胎・・・肝腎を補うことで妊娠をよく継続させる。またよく止血し安胎を図る。

 

 

 

<補腎暖脾止瀉薬>

<補骨脂> −辛苦・温・腎脾−
  • 壮火益土の重要薬。
  • 益智仁に比べ、腎陽を温補する作用に優れる。

補腎壮陽・・・腎陽をよく温め、その固摂作用を高め精液や尿の漏れを防ぐ。

補腎暖脾・止瀉・・・腎の陽気を補い高めることにより、脾の作用を活発する。

納気平喘・・・腎陽を温め腎の納気作用を促進する。

 

 

<益智仁> −辛・温・脾腎−
  • 暖脾作用に優れた補腎個撮薬。
  • 補骨脂に比べ補腎作用は弱いが、温脾固摂作用に優れる。

補腎個摂・・・腎陽を温めるとともに収斂作用があり、便・尿・唾液などの津液流失を緩和する。

暖脾補腎・止瀉・・・脾を温め脾機能を活発にする。

 

 

 

<補腎納気薬>

<蛤蚧> −甘鹹・温・肺腎−
  • 虚喘の重要薬。
  • 補肺腎作用に優れる。

補肺・補腎納気・・・肺気を補い腎の納気作用を促進することで、肺気を流暢に使用され、虚喘の重要薬と呼ばれる。

補腎益精・・・腎陽を温め補うとともに精血をも補う。

 

 

<冬虫夏草> −甘・温・肺腎−
  • 腎の陰陽とともに肺も補う薬性温和な補腎薬。
  • 温性だが燥性は弱く、陰陽両虚・気虚・陰虚にも使用可能

補腎壮陽益精・・・腎陽を補うとともに腎精をも補う。

補肺腎・平喘・・・肺と腎を補い、肺陰を滋養し、肺気を収め流暢にし、咳嗽を止め、呼吸困難などを緩和する。止血化痰作用もある。

 

 

 

 <陰陽兼補薬>

<紫河車> −甘鹹・温・腎肝肺−
  • 気血陰陽をよく補う。
  • 陰陽兼補の重要薬。

補腎益精・・・精血が充満し、よく元気を補い腎陰を滋養し、陰陽をともに補う良品。燥性は弱い。単品の服用も可

益気養血・・・気血をよく補い、かつ強壮作用がある。すべての気血両虚証や虚弱体質の顔色不良・産後の乳汁分泌不全などに使用される。

 

 

<菟絲子> −辛甘・平(やや温)・肝腎−
  • 平補陰陽薬
  • 補腎固摂作用に優れ、止瀉作用を有する。
  • よく肝腎を平補する。

補腎固精・・・陰液を滋養し潤す作用があり、腎陽を補うとともに肝腎の精血も滋養する。腎陽虚・腎陰虚両証に使用可能

養肝明目・・・肝の陰血を養い明目する。

止瀉・・・脾を補い止瀉する。

※安胎作用もあるとされ、腎虚の妊娠不正出血や胎動不安などに使用される。

 

 

 


 

 

補陽薬は、不妊症には欠かせない薬だから

よく使う薬の一つだよね

 

 

この中じゃよく使うのは菟絲子

低温期・高温期に分けて使う時は、高温期につかって

通して使うこともできるし

すごく使いやすい生薬。

匂いもいい匂いするしね!

 

 

セットでよく使うのが続断

血の巡りもよくするし、使いやすいね

 

 

高温期に体温が上がりきらない人なんかには

淫羊霍が使いやすい。

淫羊霍は別名:イカリ草って言われてて

イカリ草って呼ぶ方が多いかも

 

 

高齢で妊娠希望の人だったら

まず補腎しないとダメだから

鹿角膠使ったりするかなー

 

 

この参考にしてる本に書いてある薬効だと、肉蓯蓉は使いやすそうだけど

中国の先生達は、あんまり使ってるとこ見たことないなぁ。。。

 

 

和漢では、杜仲をよく使うイメージだけど

中医では、杜仲使うなら続断使ってるイメージ

 

 

腎虚ある人の生活養生で、杜仲茶飲んでっていうアドバイスはよくする感じ

まぁ、腎虚だと

黒い食べ物食べてっていうアドバイスもするけどね。

 

 

冬虫夏草については

うちで取り扱ってないからわかんない。

サプリメントなんかでありそうだけどね。

分類は補陽薬なのに、陰も補ってくれそうだから

使いやすそうといえば使いやすそう。

 

 

値段が高いから、そこが難点かな笑

 

 

紫河車は、胎盤ね。

英語では、プラセンタ。

昔は人の胎盤を使ってたんだけど

今はほとんどが、豚の胎盤を使ってるみたい。

 

 

間違って使うと、奇形児が生まれる可能性あるから

サプリメントで服用するなら、注意が必要。

妊婦用のサプリメントで、プラセンタと葉酸が入ってるサプリメント多いから注意!

 

 

 

ま、こんなもんかなぁー

保険が効く生薬が一つもないから

聞きなれない人が大半かもしれないけど

陽を補うって考え方大事だから

覚えておくといいよ!